地方のビジネスマン注目、東京のど真ん中に新拠点――福岡銀行の新施設「DIAGONAL RUN TOKYO」が4月7日オープン

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地方で働く人や起業家が東京でのビジネス拠点として使える施設「DIAGONAL RUN(ダイアゴナル・ラン) TOKYO」(東京・八重洲)のプレオープンイベントが15日、開かれた。

福岡銀行(福岡市)の事業で、このような拠点施設を地方銀行が設けるのは全国初。
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)の柴戸隆成社長は「4月で10年を迎えるFFGは、広域な地方に展開する金融グループとして経営スタイルの確立を図ってきた。非常に激しく環境が変わる中、時代の流れを取り入れ、新たな商品開発に力を入れていきたい」とあいさつした。

施設名「Diagonal Run」は、サッカーの戦術の一つ。プレーヤーがフィールドを対角線に走って相手のマークを外し、新たなスペースを生み出して攻撃するという動きだ。柴戸社長は「いろんな地域から往来する人が交錯する東京で、既存の縦横構造から飛び出した突破力のあるビジネスチャンスが生まれてほしい、という思いを込めた」



こけら落としイベントには九州の企業や自治体関係者を中心に、約200人が参加。昨年、FFGが主催したビジネスコンテスト「クロステックイノベーション2016」の受賞企業がプレゼンテーションを行い、長崎県の離島で採用された電子通貨システムや、観光ガイドアプリなどを紹介。WEBサイトを簡単に多言語化する技術を開発したミニマル・テクノロジーズ(東京)の上森久之COOは「世界中の人がどこでも母国語でインターネットを楽しめる環境を提供したい」と話した。



施設はFFGの10周年記念事業の一環で企画。50~200人を収容できるイベントスペースやコワーキングスペース、個室のミーティングスペースなどからなり、事務作業だけではなく商談、ちょっとした休息にも使える。



4月7日にオープンし、施設は1日単位から、有料で提供している。福銀の委託で施設の管理運営を担う民間団体「福岡移住計画」(福岡市)の須賀大介代表は「企業だけでなく、地方で活動するまちづくりのプレーヤーにも使ってもらい、多様な人材が交わる場にしていきたい。東京のど真ん中である八重洲をハブに、日本全国をつなぐ場所になれば」と意気込んでいる。

 
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