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【セミナーレポート】「モバイルインターネット時代の国内デジタルマーケティング最前線」前編

ふくおかフィナンシャルグループによる「FFG デジタルマーケティングセミナー 〜『個』客起点のマーケティングを行うためには何が必要か〜」 が、8月30日福岡市西鉄グランドホテルで開催された。

このセミナーのテーマは、情報化・デジタル化の中で、自分のニーズや関心がある情報を自ら選び取るようになった消費者=「個」に対し、これからの企業はどう対応していくかということだ。会場には、経営者の方を中心に多くの方が集まった。その中のランサーズ株式会社取締役COO 足立 和久氏の講演の「モバイルインターネット時代の国内デジタルマーケティング最前線」を前編・後編に分けてレポートしよう。
 

1年で2兆円増!クラウドソーシング市場急拡大の背景にあるものとは

足立氏はデジタルマーケティングが進んでいる背景を説明するにあたって、自社の説明からスタート。ランサーズは、日本で初めてクラウドソーシングのプラットフォームを導入した会社だ。

クラウドソーシングとは、ネットを通じ不特定多数の人(クラウド)に業務を、アウトソース、外注すること。記事やロゴなど仕事を発注したい企業と、仕事を受注したいフリーランスとの間をつなぐ役割を果たしている。

今、このフリーランスの働き方が拡大しているのだという。フリーランスの市場規模は、昨年2015年は14兆円規模だったのが今年2016年は16兆円、わずか1年で2兆円も増えている。「なぜ、急に成長しているのでしょうか」と、会場に尋ねた。

「クラウドソーシングが拡大している背景として、働き方の多様化が求められていること、仕事のオンライン化だけではなく、消費者のデジタル化があります」(足立氏)



国内デジタルマーケティング最前線にあるもの

「消費者のメディア接触時間は、2010年まではテレビに一番接触している人が多かったのですが、今やネットから接触する人が最も多くなっています」。

2010年テレビの接触時間は全体の50%、ネットは30%ほどだったのが2015年に逆転。テレビの40%に対し、ネットが44%に増えた。中でもスマートフォンは急激に伸びている。

何か買い物をする時には、まずはスマホで情報収集という人が6割近くもいるそうだ。その一方、スマホユーザーは、スキマ時間に情報収集する人が多いため、広告を不要なものと捉える人も多いという。

これに合わせて、従来の押し売り型のマーケティングでなく、消費者のニーズに答えるコンテンツマーケティングを取り入れる企業が増加。コンテンツの記事を必要とする企業が増え、クラウドソーシングのニーズが拡大しているのだ。

クラウドソーシングの拡大を紐解くと、消費者の変化に対応した、コンテンツマーケティング導入企業の急拡大が見えてきた。


今、消費者と企業に起こっている変化とは

足立氏は、消費者と企業の変化をそれぞれ挙げた。

消費者側の変化とは
・スマートフォンの浸透
・消費者のインターネット接触時間増
・マーケティング活用可能データ生成

企業側の変化とは
・消費者データのマーケティング活用
・マーケティングのデジタル化
・統合的な経営基盤のIT化

つまり、スマートフォンでいつでもどこでも役立つ情報を取り入れるようになった消費者に合わせ、企業側もデジタル化。コンテンツメディアの活用によって、企業は大量の消費者のデータをスピーディーに手に入れられるようになった。

そのデータを活用すれば、消費者が望む情報に沿った情報提供が可能になり、さらに購入や資料請求まで導くことができるという。


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